まだまだ見たかったロイヤル・オンタリオ博物館に後ろ髪をひかれまくりながら、もう1箇所行っておきたかった場所へ移動。その目的地が『トロントの台所』と呼ばれているセントローレンスマーケット。旅先での楽しみが『食』ですが、スーパーマーケットや市場など地元の人たちにも愛されている場所に行くと、その土地の日常を味わえた気分になるので是非とも訪れてみたい場所の一つです。
St. Lawrence Market セントローレンスマーケット

1803年のオープンから200年以上もの長きに渡りトロント市民に愛され続けるグルメの宝庫です。南側(サウスマーケット)と最新の北側(ノースマーケット)の二つの建物で構成されています。サウスは煉瓦造り(写真の建物がそれ)、ノースは2025年春にオープンした5階建ての近代的な建物です。が。。。私が行った時にはノースもオープンしていたはずなのですが、写真にも記憶にもない。。。ひたすらにサウスマーケットを目指して歩いていたんだなー。近代建築の方も見ておきたかった!
しかしながら、ひたすら目指すだけの価値ある歴史的建造物であるサウスマーケット。こちらの最も興味深い建築が『建物の中に建物を取り込む』という建築方法。どいうことかと言いますと、この巨大な煉瓦造りの建物は「かつての市役所の上」に建てられているのです。
1845年から1899年まで現在のマーケットの建物の中央部はトロント市役所として使用されていました。市役所が1899年に移転した後、1902年に建物を組み込む形で現在の巨大な煉瓦造りのマーケットへと改築されました。

この奥に見えている建物が元の市役所。赤煉瓦と石材を組み合わせた重厚な造りが特徴です。半円形のアーチ窓は当時の公共建築によく見られたクラシックなスタイルです。

天井を見上げると巨大なアーチ状のトラス構造(鉄骨の屋根)が見えます。1902年の改築時に導入されたもので、これにより柱のない広大な市場空間が実現されています。一つの建物の中で「19世紀の市役所」と「20世紀初頭の市場」を両方見られるという特別な空間。取り壊すのではなくマーケットの内部に取り込むという考え方が新旧の融合を大切にしているように感じ、この場所を愛する人たちが多いことにも繋がっているような気がしました。

観光客と地元のお客さん、どちらが多いのかなー。市場の中はたくさんの人で賑わっていて、活気がありました!


スイーツのお店はどこもこのくらい圧倒的ボリュームのケーキやら何やらが並んでいて、見るだけで満足だ〜なんて思っていたんだけど、帰国してから写真を振り返ると「1個ぐらい食べてみれば良かったなー」とちと後悔。食べたいものがありすぎて、このケーキで胃袋を満たしたら勿体無いなぁって思っちゃってたんだよねぇ。
Mike’s Fish Market

食べたいお店は予習をして目星をつけていました。一つ目はこちら『Mike’s Fish Market』。サーモンをはじめとする新鮮な魚介や下味がつけられていて簡単調理で食べられそうなアイテムが色々とありました!こちらの狙いが、併設されているオイスターバー!その場で殻を剥いてもらい生牡蠣を食べられるんです!

様々な産地の牡蠣がずらりと!ポップをスマホで翻訳しながら真剣に選びましたよー。日本産のものもあったはず。宮城県だったかなー。

3種類を2個ずつ注文。どこのなんだったのか。。忘れてしまいましたが、どれもそれぞれに美味しかったけど、オーダーを受けてくれる方がオススメしてくれたのが一番美味しかったな。食べ比べの甲斐があるほどそれぞれに味が違って生牡蠣をたっぷり堪能できました。少々並びましたが、牡蠣を選ぶ時間も必要だし、リーズナブルだし生牡蠣好きならば並ぶ価値ありです!
Buster’s Sea Cove
もう一つのお目当てはロブスターロール!

ショーケースの下のイラストが可愛い!ロブスターロールはカナダのローカルフードとしておすすめにいっぱい出て来たので、どこかで一度は食べたいと思っていたもの。1992年からあるシーフードレストラン。古くからあるものがたくさんある街なので、1992年創業と聞くと新しいものに感じてしまうけど30年以上も続いているのは素晴らしい証拠ですよね。とても有名で人気があるらしく、この日もなかなかの列だったのですが、先にオーダーを取ってくれて回転がめちゃくちゃ良かったです。なので、安心して並んでください!ネットで調べた時にはクレジットカードを使えないと書いてましたが、使えましたよ(2025年9月の情報です)。

中にも椅子やテーブルがあるので食べることができますが、天気も良かったので外でいただきました!

ロブスターがこんもりと入っているロブスターロール。お値段はちょっと高めですが、こんだけモリモリ入っていたら良いでしょう!初めて食べるロブスター!エビとカニの中間のような、味はきっとこんなだろうなと予想していた通りだったかな。味付けが濃厚でパンも美味しくて、目指して来た甲斐がありました。どでかいピクルスにもびっくりでしたが、これも美味しかったー!
Kozlik’s Canadian Mustard
1984年オープン。100%カナダ産のマスタードシードを使い、創業当時と同じレシピでマスタードを作り続けているお店です。

お店もマスタード色で可愛い!味見をさせてもらえるので、好みのマスタードに出会えます。

種類がいっぱい!そして瓶もそこそこ大きいので、いろんな味が気になったけど頑張って1個だけ選びました。
おまけ
セントローレンスマーケット周辺の街並み。土曜日だったのもあるかもですが、街の中はのんびりしたムードが漂い、心地よい空気が流れていました。


大通公園みたいな雰囲気で親近感湧きまくりのベルシー公園(Berczy Park)。

ワンちゃんの噴水‼︎「ドッグ・ファウンテン」と呼ぶそうです。めちゃ可愛い‼︎偶然ですがカップルが良い感じで入ってくれて、ライブラリーみたいな写真になりました。

色んな種類のワンたち。可愛すぎるー!!!!

ナイアガラでもたくさん見たトウブハイイロリス。街の中でも元気に過ごしてました。ナイアガラで見た子よりさらに強そう。カメラを向けても全く動じなかった!お食事中失礼しましたー。

路面電車って、なんでこんなにも可愛いのでしょう。レンガの建物との組み合わせも最高です!
ロブスターロールと生牡蠣の他にも気になる食べ物がいっぱいのセントローレンスマーケット。盛り沢山なフルーツも気になるし、ピーミールベーコンサンドも食べたかったなー。外で食べている時に隣に座ったご夫婦の旦那様の方が分厚いハムみたいなのと、スペアリブという肉×肉を食べていてそれも美味しそうだった!まぁまぁな高齢にお見受けしましたが、わんぱくな組み合わせ、最高です!

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