本のこと

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小説・百年法

面白かったー。不老不死(正確には不死ではない)を手に入れた日本と日本人の世界は現実場馴れしているんだけど、問題提起は今現在に通じているなと。前半は永遠のテーマでもある生と死について、そして後半は命を繋ぐことと未来を生きる若者たちに何を残して...
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小説『彼女について』とブックカバーの新たな使い方

久々に吉本ばななさんの小説を読みました。ちょっと暗いファンタジーです。予想外の結末にびっくりしましたが、端から見れば彼女はもう自分では抗えない可哀想な人生の渦の中にいるけれど幸せだと彼女が思えたなら良かったなー、って感想です。吉本ばななさん...
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小説『ジェノサイド』

ハリウッドの超大作3部作とかを、一気に見たような充足感。『ジェノサイド』面白かったです‼アメリカドラマの『numbers』を見ていたおかげで、FBI・CIA・NSAと政府、そこに科学者や数学者が関わる情景をすんなり想像できた気がします。色々...
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小説『サクラ』

一冊目の「きいろいゾウ」が大当たりだった西加奈子さん。二冊目の「うつくしい人」が、いまいちうーーんとなってしまい、三冊目に挑戦するのが遅くなってしまいましたが、三冊目『さくら』。すっっっごく面白かったです!これを読み始めたのが、室蘭への出張...
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小説『つむじ風食堂の夜』

ミステリー続きだったので、ちょっと休息しようかと選んだ一冊。『つむじ風食堂の夜』大好きすぎて何度も読み返している『それからはスープのことばかり考えて暮らした』の作者の小説です。前々から気になっていた本。ミステリー続きの流れで、斜め読みみたい...
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小説『長い腕』『呪い唄~長い腕Ⅱ』

1月の終わりから始まった三省堂書店札幌ステラプレイス店での催事も2月27日までとなりました。大通の店舗にも三省堂さんで見て初めて訪れてくれる方がたくさん♪寒い中ありがとうござます!私も読書が好きなので本屋さんは大好きな場所です☆そんなわけで...
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小説『グラスホッパー』

「伊坂さんっぽくないなー」というのが正直な感想でした。語れるほど、読み尽くしてもいないのですが…。暴力とか裏社会っぽい雰囲気とか、登場人物のどの人にも感情移入できなかったり、ずーっと曇り空のような感じとか。今まで読んだ伊坂さんの小説は、スカ...
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小説『向日葵の咲かない夏』

いやはや、どろっと闇が深い小説でした。最初はファンタジーなのか?ホラーなのか?と、ミステリーらしい見え隠れするヒントにドキドキしたりもしましたが、最後は背筋がザワッとする恐怖。サイコなミステリーです。子供だからって侮っていたわー。子供は正直...
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小説『さよならドビュッシー』

ミステリーなんですが、悲しくて辛いお話でもあるんですが、かなり楽しく読めた一冊。『さよならドビュッシー』タイトルから想像つくとおり、ピアニストが登場します。ミステリーとしては、ラストがどんでん返しと言えるけどちょっと無理矢理な感じがあります...
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小説『ハゴロモ』吉本ばなな

プラチナデータと俺俺の間で読みました。ミステリーが続くと、頭が働きっぱなしになるので休息したい時に、吉本ばななさんの本をよく読みます。季節の表現とか、匂いとか触感などの表現が自分の感覚にしっくりくるので文章から情景をありありと思い出すことが...
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