小説『きみはポラリス/三浦しをん』

上海へ行く前に買っていった小説。

表紙の絵に吸い込まれるように
買ってしまいました。

$札幌の雑貨屋comodoの素ブログ

手に取ったあと、
「珠玉の恋愛短編集」みたいな
キャッチコピーが見えて
若干ためらいましたが。

読みはじめてすぐに
「私、短編あんまり好きじゃないんだったー」
と、思っちゃうくらい
1話目がふんわりと終わり…。
その後も暗いじっとりした話が続いて
「なぜ旅行先で滅入るような恋愛小説を
読んでいるのだろうか?」
と、読みきるのを諦めそうに
なりました…が!
後半大逆転!!!!
ドンピシャにはまるお話が
どんどんと。
ふんわり終わって消化不良だった
1話目のはじまりの物語が
最後の1話という
洒落た構成に満足して
読み終わりました。

読後感は表紙のイラストのように
キラキラした気分に。

前に読んだ「木暮荘物語」も
面白かったので、
色々と読んでみたい作家さんになりました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました