初めて電子書籍を買いました!
爆笑問題の太田光さんは、私が大好きな芸人さんというよりも
大好きな人間と言った方が正しいくらい、人として好きな方。
テレビや漫才はもちろんですが、ラジオもよく聞いているんですが、考え方が似ているなぁというのも共感できる理由の一つ。
太田さんの方が私よりもずっと優しいですが。
そんな太田さんの小説。
この度、初めて電子書籍で購入しました!
というのも、ラジオで「人を殺せそうなくらい厚い!」とか「辞書みたい!」という話を聞いて、そんなに厚みがあるなら電子にしてみようかなと思ったわけです。
読み始めてすぐに、これめっちゃ面白いじゃん!とどんどん物語の世界に引き込まれていきました。今私たちがいるよりちょっと未来の、でも架空の世界で起こる全人類を巻き込んだ壮大なドタバタ劇。馬鹿馬鹿しさに笑いを覚えつつもお腹の奥底がヒヤッとするような自分も含む現人類が直面しそうな危機もあって。
絵空事のようでいて、近い将来直面するかも知れないと思わせる未来。そして、過去からずっと引きずっている人類の問題も浮き彫りにさせているあたりが、太田さんがたまに熱く語る現在の危機と近い話で「そうだよね、そうだよね」と共感できるところがありました。
どう収束していくのかと中盤はハラハラしましたが、気持ちの良いラストに読後感は幸せな気持ちに。
こんな未来は本物の人類が描けるか分からないけど、こんな未来を信じたいなと思わせるラストでした。
子供達にこんな未来があるかも知れないと思えるような世界に大人はしていかないとなと。
未来は子供達のためにある、というのが40代半ばともなると本当に思えてくるんですね。
太田さんの座右の銘である「未来はいつも面白い」。
この言葉を自信を持って伝えられるようになりたいなと思います。
そして、初の電子書籍の感想は…。
かなり読みやすい!
タブレットで読んだんですが、両手離して読めるのがこんなに楽ちんとは。紙は紙の良さがもちろんあるんだけど、読むスピードも電子の方が早くて、私には合ってるのかも?と思いました。
読み終わった後、早速次に読んでみたかった「極楽征夷大将軍」を購入。現在読書中です!


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