時間に余裕ができたので、この隙にガンガン映画を見てやろうと企んでいます。仕事もちゃんとしますけどね。
で、気になるものがいっぱいあり過ぎて困っちゃったので
アマプラで見放題終了間近ってやつから見ていこうと。
これは、大当たり!
青春映画、なんて言葉で表すととても安っぽく感じてしまうけど
まぁ青春映画!もう揺るぎなきって感じ。
あの頃の感情が蘇ってきて気持ちが揺れるというか思春期復活みたいな、若返りのアドレナリン出たんじゃないか?って思いました。胸が胃がぐるぐる〜ってなって汗出そうな、そんな感じです。
大人になって振り返ると、中高生くらいの頃って本当に不思議な時間だったなぁと思うんです。とてもとても小さな世界なんだけど、それが今の自分の全てで、だけどこの先に大人という未知の世界が広がっているんだということも理解し始めて。
自我と社会との関わりの間でどこに向かっていいかわからない感情が渦巻いている、みたいなね。
そんな子供から大人になる不思議な生き物の瞬間をメインの3人含めて出てくる役者さんたちがみんな素晴らしく演じているんです。
大人はあんまり出てこないんだけど、ちょっぴり出てくる大人たちがまた素晴らしい。この過敏で繊細な年頃の子供たちを優しくでも過干渉にならずに、だけど大人の出番にはビシッと大切に守ってくれるんですよね。子供の頃に信頼できる大人に一人でも出会えるってすごく重要な気がする。
全部見終わると、このタイトルのウォールフラワーってのも「なるほどなぁ」とすごく納得できて、全体がストンと腑に落ちる気持ちよく余韻に浸れました。
これを現役の10代の子たちが見たらどんな感想を得るんだろう。すごい気になる。
そして、原作もめちゃくちゃ気になってます。


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